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柔道の橋本選手を応援する会浜松で発足 パリ五輪へ出身地有志

 浜松市内の経済界や柔道界の有志らが中心となって同市出身で今夏のパリ五輪柔道男子73キロ級代表に内定している橋本壮市選手(32)=パーク24=を応援する会を発足した。多くの賛同者を募り、初の五輪舞台に立つ橋本選手を地元浜松から後押しする。
 会長はソミック石川の石川雅洋会長、顧問はハマキョウレックスの大須賀正孝会長と県柔道協会西部支部の間宮幸男幹事長が務める。橋本選手を大勢の市民で応援し、悲願の金メダル獲得に向けて機運を高めようと5日に発起人会を開いて設立を決めた。発起人は石川会長や大須賀会長、間宮幹事長、橋本選手の母美喜恵さんを含めて14人が名を連ねる。
 橋本選手は市立富塚小1年で柔道を始め、3年から育誠館道場(同市中央区)に入門。その後は東海大相模中・高(神奈川県)に進んだ。県勢の柔道代表入りは1992年バルセロナ大会銀メダリストで、96年アトランタ大会にも出場した溝口紀子さん(磐田市出身、浜松西高出)以来7大会ぶり。男子では初めてで、32歳での五輪出場は日本柔道史上最年長になる。
 応援する会は今月中にも初の決起集会を開く予定。間宮幹事長は「32歳での五輪出場は素晴らしく、勇気を与えてくれる。浜松から全面的にバックアップしていく」と話した。

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