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犯罪防止へ 磐田署×静岡SSUボニータ なでしこクラブと包括連携

 磐田署は28日、磐田市を拠点に活動するサッカー女子なでしこリーグ1部「静岡SSUボニータ」と包括連携協定を結んだ。特殊詐欺などの犯罪予防や交通事故防止、災害対策に関する広報活動を相互に連携・協力することで、市民が安心安全に暮らせる地域づくりを目指す。

磐田署と静岡SSUボニータとの包括連携協定の協定式=磐田市大原
磐田署と静岡SSUボニータとの包括連携協定の協定式=磐田市大原

 ラジオ体操などの地域イベントに積極的に参加する地域密着型クラブの発信力に期待し、協定締結に至った。静岡産業大磐田キャンパスで協定式が行われ、クラブを運営する静岡スポーツユナイテッドの三浦哲治代表理事と同署の田中尉公署長が協定書を交わした。田中署長は「サッカーを通じて地域のみなさんの幸せを願うことを理念に掲げるボニータの協力を得て、広報活動を効果的に行い、地域の安心安全を実現する」と話した。
 昨年7月に同署の一日警察署長を務めた大間由樹選手(28)は「選手であるとともに一市民でもある。自分たちが市民の模範になれるよう、交通安全や詐欺被害防止など個人として注意することで役割を果たしたい」と決意を述べた。
 3月17日に同市新貝のヤマハスタジアムで開かれるホーム開幕戦で防犯などの広報活動を行う予定。

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