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IZURASHI 日本一へ 沼津の社会人バスケチーム 創部10年で全国初出場

 特殊ナットなどを製造・販売するイズラシ(沼津市)の社会人バスケットボール部「IZURASHI」が、2月23~25日に岩手県で開かれる全国大会に初出場する。12月中旬の東海大会ではチーム一丸となったプレーで優勝し、創部10年の節目に初めての全国切符を手にした。選手らは「全国でも優勝したい」と意気込む。

取材に応じたジャイニャ選手(右から2人目)、鈴木選手(同3人目)、河上常務(左)=沼津市
取材に応じたジャイニャ選手(右から2人目)、鈴木選手(同3人目)、河上常務(左)=沼津市
東海大会で優勝した「IZURASHIの選手ら=愛知県小牧市(提供写真)
東海大会で優勝した「IZURASHIの選手ら=愛知県小牧市(提供写真)
取材に応じたジャイニャ選手(右から2人目)、鈴木選手(同3人目)、河上常務(左)=沼津市
東海大会で優勝した「IZURASHIの選手ら=愛知県小牧市(提供写真)

 10月末の県予選を1位で通過。東海大会の決勝は三重県1位「籠」との息詰まる接戦を74―73で制した。試合終了40秒前、相手に3点シュートを決められ、1点を追う展開から劇的な逆転勝利を飾った。
 セネガル出身でエースのジャイニャ・クル選手(24)は「本当にみんなと勝てて良かった」と振り返った。「全国は点を決めるだけでなく、守りもとにかく頑張りたい」と言葉に力を込める。主将の鈴木駿平選手(31)は「これまでは僅差の試合を落としていた。今回は選手同士でカバーしあうことができた。全国大会でも踏ん張る試合がしたい」と抱負を話す。
 創部当時から関わっている河上浩三常務(63)は「(東海大会で)優勝した時は胸にこみ上げるものがあった。会社をあげて応援したい」と活躍を期待する。

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