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沼津 地域おこし協力隊員 市長に活動報告 民泊、サウナ、ミカン商品開発

 本年度、沼津市の委嘱を受けた地域おこし協力隊の3人が26日、市役所で頼重秀一市長に活動報告した。

ラジオ収録で活動を報告する(左から)高橋さん、井上さん、今田さん=沼津市役所
ラジオ収録で活動を報告する(左から)高橋さん、井上さん、今田さん=沼津市役所

 世界各国で不動産販売や開発に携わった井上貴博さん(40)=兵庫県出身=はウクライナから帰国後、4月に同市に移住。戸田地区で空き家を改装し、宿泊施設運営に向けて準備している。「海も川も温泉もある戸田の魅力を発信していきたい」と展望を述べた。
 会社員時代に県内で勤務した経験から5月に移住した高橋建次さん(36)=新潟県出身=は、西浦地区でテントサウナの開業を目指している。「海越しの富士山を見ながら、地場産品を味わってほしい。冬も人を集められるコンテンツにしたい」と意気込む。
 愛知県から移住した今田隼輔さん(26)は、廃棄予定だった西浦みかんを活用した商品開発に取り組む。来月には国内初となるスパークリングドリンクを発売予定。「高橋さんとも連携し、地場産品の商品開発を進める」と話した。
 3人は頼重市長がDJを務めるコーストFMのラジオ収録にも臨んだ。来年1月4日と11日の午後6時15分ごろから放送予定。

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