テーマ : 吉田町

挫折乗り越え成長実感 町の部V清水町・岩崎選手【市町対抗駅伝】

 清水町の岩崎陽生選手(18)=拓殖大=は高いレベルを求めて函南中から長野県の名門、佐久長聖高へ進学。だが、全国屈指の厳しい競争にけがも重なり、全国高校駅伝(京都市・都大路)でのメンバー入りはかなわなかった。中学時代に指導を受けた朝倉和也監督(63)=清水町教育長=に参戦を誘われたのは「大学で力を付ける」と燃えていた時。アンカー起用を意気に感じ出場した。

町の部で優勝した清水町のアンカー岩崎陽生選手(左)と握手をする朝倉和也監督(右)=3日午後、同区の草薙陸上競技場
町の部で優勝した清水町のアンカー岩崎陽生選手(左)と握手をする朝倉和也監督(右)=3日午後、同区の草薙陸上競技場

 レースはアンカー区間の歴代最高記録保持者で、実業団でも活躍する吉田町の三輪晋大朗選手(30)=中央発條=に追われる展開。だが、追い上げを許さずにさらに突き放した。「今までの駅伝で一番」。駿河路を踏みしめる一歩一歩に成長を実感した。
 大学での目標は箱根駅伝出場。「この経験を次に生かしたい」。今度こそ夢をつかむ。
 (運動部・山本一真、吉沢光隆)

 

いい茶0

吉田町の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞