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にぎわい創出の基盤強化 吉田町23年度当初予算案 一般会計最大126億円

 吉田町は22日、2023年度の当初予算案を発表した。一般会計は22年度当初比6・0%増の126億6400万円と過去最大。最終年度を迎える第5次総合計画の集大成として、防災や教育・子育て環境の充実を引き続き推進しながら、「にぎわい創出」の基盤強化へ重点を置いた。

吉田町2023年度 予算案
吉田町2023年度 予算案
吉田町当初予算案の主な事業
吉田町当初予算案の主な事業
吉田町2023年度 予算案
吉田町当初予算案の主な事業

 田村典彦町長は「防災とにぎわい創出を基本に第5次総合計画から6次総へとつなげる年」と位置づけた。
 防災と地域活性化の両輪で進める「シーガーデンシティ構想」の軸となるにぎわい創出では、交通の要所となる東名高速道吉田インターチェンジ(IC)周辺の公共交通拠点の基本設計などを進めるほか、交流拠点としての活用を見込む吉田漁港多目的広場の整備を本格化する。加えて路線バスを補完する予約型乗合タクシーの実証運行も実施する。教育、子育て関連では、ICT教育の先進地域として小中学校での効果的な実践例の創出に向けた新たな事業も展開。子育て世帯の経済支援事業の拡大も図る。
 歳入は柱となる町税が物価高騰による法人町民税の減少を見込み、2・3%減の53億3800万円。ふるさと納税の伸び率を受け、寄付金は28・6%増の13億200万円となった。

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