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犯罪被害者支援 対応方法など議論 牧之原署

 牧之原署は15日、犯罪被害者支援連絡協議会(会長・高橋宏文署長)を同署で開いた。シミュレーション訓練などを通じ、効果的な被害者支援の在り方について議論した。

犯罪被害者支援の在り方について議論する関係者=牧之原署
犯罪被害者支援の在り方について議論する関係者=牧之原署

 協議会には同署幹部や医師、牧之原市、吉田町の職員らが参加した。担当者が管内での発生事件の情勢報告や被害者支援の状況を説明した後、殺人事件の発生を想定したシミュレーション訓練を実施。家族構成や経済状況を踏まえながら、被害者が直面する問題に対して各機関が取るべき支援や、対応方法などを議論した。高橋署長は「被害者支援の活動は関係機関との連携と協力があってこそ成り立つ。支援の重要性を理解していただくとともに関係をより強固なものしていきたい」と呼びかけた。
 管内では牧之原市が、今年4月から市犯罪被害者等支援条例を施行している。

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