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吉田町下水道料上げ「妥当」 審議会が答申書

 吉田町下水道料金等審議会(会長・遠藤誠作北海道大大学院公共政策学研究センター研究員)はこのほど、町から諮問を受けていた下水道使用料の改定について、2024年度に使用料を引き上げるのが妥当とする答申書を田村典彦町長に提出した。

田村町長(右)に答申書を手渡す遠藤会長=吉田町役場
田村町長(右)に答申書を手渡す遠藤会長=吉田町役場

 答申では現行の使用水量10立方メートルまでの「基本水量制」を廃止し、「基本使用料」は910円から1100円に引き上げた上で、1立方メートルにつき使用料を加算する「従量制」を併せる料金体系を示した。また加算する従量使用料には累進制を設定した。
 町によると、下水道使用料は1995年の供用開始以降、一度も改定されていない。21年度の経費回収率は5割で、不足する事業費用は町の一般会計からの繰入金で補っている。
 町は来年度中に、答申を踏まえた町下水道条例の改正案を提出する方針。

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