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吉田・自彊小児童「リニアと大井川」考える 静岡県が出前講座

 リニア中央新幹線と大井川の水に関する県の出前講座が5日、吉田町の自彊小で開かれた。6年生約75人が受講し、水の大切さやトンネル工事と河川流量の関係について理解を深めた。

6年生がリニア中央新幹線と大井川の水について学習した県の出前講座=吉田町の自彊小
6年生がリニア中央新幹線と大井川の水について学習した県の出前講座=吉田町の自彊小

 県くらし・環境部主幹の小林泰之さんが講師を務めた。同町では大井川の地下水が多く使われているとして、「地下水は吉田の生活や産業になくてはならない大切なもの」と強調した。トンネル工事により「地下水が減ることが心配されている」と話し、「身近な問題として家族や友達と話し合って」と呼び掛けた。
 町の未来を考える総合学習の一環で、同校が県に出前講座を依頼した。10月の修学旅行で山梨県のリニア見学センターを訪れるため、事前学習としても位置付けた。県が出前講座を開くのは今回が初めてで、今後も要望に応じて開催するという。
 

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