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吉田町 40歳鈴木選手初出場 “大人の青春”区間4位 町の部2位【市町対抗駅伝】

 吉田町は町の部連覇を逃したが、初出場の2人が決意を胸にたすきをつないだ。

たすきを受け走り出す鈴木選手(右)=第5中継所
たすきを受け走り出す鈴木選手(右)=第5中継所

 6区の鈴木拓己選手は40歳にして市町対抗駅伝初出場。約10年前、健康維持を目的にランニングを始め、四十路(よそじ)を前に駅伝を意識するようになった。「町の代表として何かに取り組む経験がなかった。“大人の青春”と思って『やってやろう』と決めた」
 島田市内で仲間たちと練習に励む。区間4位の12分27秒には「あと10秒縮めたかった」と悔しさをにじませる。「来年は他市町の選手ともっと渡り合いたい」と意気込んだ。
 同じ初出場の9区岩本陸斗選手(中央小5年)も区間7位の力走。チーム入りがかなわなかった双子の弟拓海君の思いも背負い、懸命に足を動かした。「弟やチームみんなのために全力で走りきった。来年も頑張る」と目を輝かせた。

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