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ポスト介し思い共有 地域と学校、つながり深く 吉田・自彊小

 吉田町立自彊小は20日、児童や地域住民が要望や意見を自由に投かんできる「ともにポスト」を同校敷地内に設置した。本年度からコミュニティ・スクール(CS)が導入され、地域が学校運営に携わる機会が増える中、学校と住民とのつながりをより一層深めることが狙いだ。

ポストに手紙を投函する児童=吉田町の自彊小
ポストに手紙を投函する児童=吉田町の自彊小


 教育資材として同校に設置されていたものの、現在は使用されていなかったポストを活用した。ポストを水色に塗装した後、全校児童から募ったイラストをあしらい完成させた。投かん用紙に規定はなく、学校に対する意見や要望を自由に述べることができる。内容についてはCSディレクターが作成する「コミュニティ・スクール通信」を通じて学校や地域に共有されるという。
 同日にはポストのお披露目会が開かれ、学校関係者らが完成を祝い、代表児童が学習活動でお世話になっている地域住民に対して、感謝の思いをしたためた手紙を投かんした。同校6年の林本尚樹君は「多くの人に使ってもらい、学校と地域の幸せにつながってほしい」と話した。
 (榛原支局・足立健太郎)

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