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災害情報を円滑発信へ 外国人支援で意見交換 吉田町

 静岡県国際交流協会などはこのほど、災害時の外国語ボランティアへの理解を深める研修会を吉田町の健康福祉センター「はぁとふる」で開いた。ボランティアに関心のある25人が、具体的な活動内容や支援のニーズを学んだ。

災害時における外国人への支援のニーズを探る参加者=吉田町の健康福祉センター「はぁとふる」
災害時における外国人への支援のニーズを探る参加者=吉田町の健康福祉センター「はぁとふる」

 県国際交流協会の職員は大規模災害時に県が設置する多言語支援センターの機能や支援体制を解説。災害情報を円滑に発信するための翻訳や通訳を担うボランティアの必要性を強調した。
 支援ニーズを探るグループディスカッションでは、日本人参加者と町内在住の外国人が今年9月に発生した台風15号などをテーマに意見交換した。外国人参加者からは「アラームが漢字ばかりで意味が分からなかった」「怖かったけど状況が分からず動けなかった」などの意見が聞かれ、災害時の課題を共有した。

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