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SDGs地域に広げる 吉田・中央小 児童が学習成果披露

 国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)について学習を展開している吉田町立中央小の6年生が4日、「SDGsデー」を同校で開いた。成果発表やグループワークを通じてSDGsの重要性を地域住民に発信した。

SDGsをテーマに意見交換する児童と地域住民=吉田町の中央小
SDGsをテーマに意見交換する児童と地域住民=吉田町の中央小

 同町独自の総合学習「吉田探究」で1年間にわたって理解を深めてきた児童らは、飢餓や貧困など世界や日本を取り巻く現状を紹介した。グループワークでは「今日から実践できるSDGsにつながる行動」をテーマに地域住民と意見を交わし、参加者一人一人が17項目ある目標の中で、どの問題に対して今後意識を高めていくかを考えた。会場では食品ロスをテーマにした映画も上映した。
 イベントには地域住民や保護者を含め約200人が参加した。会場を訪れた久保田哲男さん(74)は「地域を巻き込んでいきたいという子どもたちの思いを強く感じた。SDGsの観点から自分のこれまでの生活を振り返る契機にもなった」と話した。

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