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吉田町 中学部活、休日の地域移行 2026年度初頭目標に 

 吉田町は14日の町議会9月定例会で、中学部活動の休日の地域移行について、2026年度の初頭を目標に進めたいとの考えを示した。八木栄氏の一般質問への答弁。
 町内の公立中学は吉田中(住吉)の1校で、本年度の全校生徒は784人。町によると、21年度から部活動への加入、未加入の判断を原則自由とし、23年度の加入率は76・3%となっている。生徒数が減少傾向にある中、地域に活動の場がある部活については計画的に廃部を進めていて、来年度以降、弓道部と水泳部は廃部予定という。
 町教委は本年度、「吉田町部活動の在り方協議会」を発足。町内のスポーツ、文化団体関係者や学校関係者、保護者らを委員としてアンケートなどから地域移行への方向性について意見交換を進めているが、指導者の確保や運営費用などといった課題も多く、明確な移行時期は今後決定していくという。
 山田泰巳教育長は「地域単位の活動に変えていくことによって教師の負担を軽減し、学校教育の質の向上につながる」と述べた。
 (榛原支局・足立健太郎)

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