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災害時の支援拠点 焼津・大井川庁舎に開設 国交省 堤防整備の監督も

 国土交通省中部地方整備局の「大井川・駿河防災支援センター」が4月1日に焼津市役所大井川庁舎(同市宗高)に開設する。駿河海岸で進める海岸堤防整備の工事監督機能を備えるとともに、災害時の支援拠点を担う。25日に同庁舎で地元関係者らを集めた完成報告会が行われた。

新施設の看板を除幕する関係者たち=焼津市宗高の市役所大井川庁舎
新施設の看板を除幕する関係者たち=焼津市宗高の市役所大井川庁舎

 同センターは同庁舎1階に設置する。焼津市内の海岸約3キロで、今後粘り強い構造の海岸堤防整備が計画されている。国土交通省では吉田町に出張所を設けているが、工事箇所により近い場所に拠点を設けることで、事業の着実な推進を図っていく。職員1人が常駐し、工事の現地確認や検査、整備状況の進ちょく管理を担う。
 災害時は、同市内の大井川中島地区防災ステーションと連携しながら、地域の拠点として支援活動に取り組んでいく。
 報告会には地元関係者約40人が参加した。中野弘道市長は「大井川地区に(国の)拠点ができることはありがたい」と語った。

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