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テーマ : 掛川市

三木(浜松いわた信用金庫、掛川市) 最終戦Vに達成感 スノボW杯・女子パラレル大回転

 スノーボードアルペン種目・女子パラレル大回転の昨季世界選手権覇者、三木つばき(浜松いわた信用金庫、掛川市)が25日、ポーランドのクリニツァで行われたワールドカップ(W杯)の同種目最終戦で今季2勝目を手にした。五輪種目での総合成績も過去最高の2位に入り「最後に優勝を飾ることができて本当にうれしい」と達成感に浸った。

スノーボードW杯女子パラレル大回転の最終戦で優勝した三木つばき(中央)=クリニツァ(MateuszKielpinski氏提供)
スノーボードW杯女子パラレル大回転の最終戦で優勝した三木つばき(中央)=クリニツァ(MateuszKielpinski氏提供)

種目別総合 僅差の2位  種目別トップの「イエロービブ」姿で24、25日の2連戦を迎えた。24日は「自分の立ち位置や実力を高く見積もりすぎて気合が入りすぎた」と空回りして予選落ち。種目別で2位に後退した。
 引きずらないのが成長の証しだ。「再び挑戦者として挑んだ」25日は集中力を高め、準決勝でライバルのラモナテレジア・ホフマイスター(ドイツ)を撃破。頂点まで勝ち抜いた後は疲労困憊(こんぱい)で立てないほど力を出し尽くした。種目別は優勝したホフマイスターとわずか6点差の惜敗だった。
 今季W杯は3月に非五輪種目のパラレル回転の2試合を残す。2年後のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪へ飛躍を続ける20歳のエース。「悔いがないよう、やれることは全部やって挑む」と気合を入れた。

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