ごみ排出少ない自治体 掛川市が全国2位 2022年度調査
環境省が発表した2022年度の一般廃棄物処理実態調査(人口10万人以上50万人未満)で、掛川市はごみ排出量が少ない自治体として全国2位になった。2年連続で守ってきた日本一の座を日野市(東京都)に明け渡した。ごみ排出量は前年度より減少し、過去最少になった。
調査によると、掛川市の1人1日当たりのごみ排出量は614・5グラム。前年度より8・1グラム減少した。久保田崇市長は「3年連続日本一とならず大変残念だが、ごみ量が減っていることは市民が高いごみ減量意識を持ち続けている結果」とコメントした。
首位の日野市は600・5グラム、3位の小金井市(東京都)は619・6グラムだった。全国平均は880グラム。
(掛川支局・高林和徳)