三木つばき(掛川)が今季W杯初勝利 スノーボードパラレル大回転
スノーボード女子アルペン種目の三木つばき(浜松いわた信用金庫、掛川市)が25日、スロベニアのログラで行われたワールドカップ(W杯)パラレル大回転で今季初優勝した。同着だった2022年3月のパラレル回転以来、通算2勝目。欧州の練習拠点としている場所で頂点に立ち「ホームで初の単独優勝ができて、とてもうれしい」と喜んだ。
予選を2位で通過。決勝トーナメントを順当に勝ち上がり、決勝で予選1位のミヘーレ・デッカー(オランダ)を0秒03差で破った。
昨季は世界選手権を初制覇したがW杯は未勝利だっただけに「やっと優勝の報告ができて安心している」。さらなる飛躍を期す今季は非五輪種目のパラレル回転も含めてW杯8試合中5試合で表彰台と力を付けている。
中1日で迎える27日の次戦(シモンヘーエ=オーストリア)に向け「きっちりとマインドチェンジをして戦っていく」と気合を入れ直した。
(共同)