「願い叶う」お茶 受験生に 掛川の茶業組合 寄贈
受験シーズンを前に、掛川市の五明茶業組合はこのほど、縁起を担いだティーバッグ「願い星」「叶(かな)い星」を北中3年生204人に配った。堀井聡理事(44)が生徒に手渡した。
五明地区の茶園は新星が発見されるなど星空観察に適した場所として知られている。叶い星は一番茶のシーズン、願い星は縁起の良いとされる八十八夜の時期に摘採した。包装には幸先の良い梅の花の水引をあしらった。
寄贈は4回目。堀井理事は「地元がお茶づくりが有名であることを忘れずに世界に飛び出してほしい」と呼びかけた。榛葉祐介さん(15)は「お茶を飲んでそれぞれの夢を叶えられるように頑張りたい」と話した。