能登地震 掛川市職員3人、被災地へ 「寄り添った支援 心がける」
掛川市は21日から順次、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県穴水町に職員3人を派遣する。罹災(りさい)証明書の交付と避難所運営に従事する。市役所で19日、出発式が行われ、3人が市幹部から激励を受けた。
派遣されるのは広報・シティプロモーション課主事近藤和也さん(30)とDX推進課主任青野竜洋さん(35)、土木防災課技術員時貞翔太さん(21)で、いずれも公募で志願した。近藤さんは「これまで培った経験を発揮できる機会。被災者に寄り添った支援を心がける」と力を込めた。
出発式と合わせて、市消防本部から延べ39人が赴いた緊急消防援助隊の派遣報告会も開かれた。久保田崇市長は「困難な業務だった。市を代表して活動してくれたことに感謝する」と述べた。
職員派遣に先立ち、市は20日、石川県に1.8トンの給水車1台を派遣する。