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テーマ : 掛川市

燃料電池車の仕組み学ぶ 地元メーカー社員 講師に 掛川 千浜小児童

 掛川市の千浜小は7日、自動車用触媒メーカー「キャタラー」(同市千浜)と協力し、5年生が理科で学んでいる電磁石に関連した授業を行った。児童32人は同社の製品を使った燃料電池車(FCV)を実際に見て仕組みを学び、日頃の学習と社会や地域との関わりを実感した。

キャタラーが製造する触媒が使われているFCVを見学する児童=掛川市の千浜小
キャタラーが製造する触媒が使われているFCVを見学する児童=掛川市の千浜小

 社員3人が講師となり、電磁石を応用したモーターについて説明。同社が排ガスを浄化する「触媒」を製造していることにも触れた。子どもたちは触媒が使われているFCVを見学し、排ガスが出るマフラーがないことやボンネット中の燃料電池を確認した。小田崇平君(11)は「環境のことを考えて車が作られていることが分かった。排ガスの臭いがしない」と話した。
 授業は教育活動と地域の協働を目指して行われた。
 (掛川支局・山本萌絵佳)

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