児童 多彩な楽器の音色鑑賞 掛川二小 指揮者に挑戦も
掛川市大池の第二小は2日、児童が音楽に触れる機会をつくろうと、掛川吹奏楽団を招いた鑑賞会を開いた。5年生76人が多様な楽器の音色を楽しんだ。
20~60代の団員16人が「世界に一つだけの花」「新時代」など5曲を披露。児童は体を揺らしてリズムをとりながら鑑賞した。楽団を編成するトランペットやトロンボーンの説明の後、代表児童が指揮者に挑戦した。団員は児童が振るタクトのテンポに合わせて、「ラデツキー行進曲」を演奏した。体験した大石鼓都君(11)は「緊張したけど気持ちよかった。振ったら演奏してくれてうれしかった」と話した。
鑑賞会は掛川市文化財団の地元芸術家・団体による音楽活動支援事業の一環。