子ども支援の店に米56キロ寄贈 掛川で連合静岡
連合静岡(角山雅典会長)はこのほど、組合員約300人が寄せた米56キロを子どもの食事支援を行う喫茶店「Cafe fonte(カフェフォンテ)」(掛川市上西郷)に寄贈した。
同店は客が300円で買ったチケット「おごチケ」を店内に貼り、来店した18歳以下の子どもがそのチケットでカレーライスなどの飲食ができる取り組みを進めている。連合静岡は組合員が集会時などに米を持ち寄る「お米1人一合運動」を1月から展開。物価高騰などで困窮する家庭などに間接支援をしようと同店への寄贈を決めた。
贈呈式は同店で行われ、角山会長が同店の泉恵美子代表に米を手渡した。角山会長は「少しでも力になれたら。県内の子ども食堂などで継続していきたい」と話した。泉代表は「ありがたい。子どもたちも地域が身近に感じられるきっかけになる」と感謝を伝えた。