個性ある葉 オモトずらり 家康が愛した園芸植物、掛川花鳥園で展示
掛川市南西郷の掛川花鳥園で10日、園芸植物オモトの展示が始まった。市内外の愛好家が育てた50点を展示している。11日まで。
オモトは徳川家康が愛したとされ、江戸時代に盛んに栽培された多年草。葉の白斑が山肌に残った雪を想起させる品種「残雪」や、カールした葉が特徴的な「玉獅子の虎」などこだわりの鉢が並ぶ。
9点を出品した日本おもと協会県支部の松下実事務局長(75)は「形や色が年々変化するのが魅力。葉がこれほどきれいな植物はあまりない」と話す。