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テーマ : 掛川市

⚽名古屋グランパス森下選手 母校で語る「わくわくする進路 考えて」 掛川市桜が丘中

 元日に東京・国立競技場で行われるサッカー国際親善試合のタイ戦で、日本代表に選ばれたJ1名古屋グランパスのDF森下龍矢選手(26)=掛川市出身=が14日、母校の桜が丘中で「その一歩が夢を叶える」と題して講演を行った。全校生徒約420人に、進路について真剣に向き合う大切さを伝えた。

母校の生徒と交流する森下選手=掛川市の桜が丘中
母校の生徒と交流する森下選手=掛川市の桜が丘中

 森下選手は進学やプロ入団が転機になったと紹介した。友人のいない磐田西高に進んだことで一から人間関係を作る経験ができたと話し、土地勘のない佐賀県のクラブへの入団時もプレーで仲間の信頼を得てきたと振り返った。
 その上で「今まで構築したものがなくなる気がするが、これまでより一つ上にいくということ」と強調。後輩たちに向けて「活躍する選手は一度立ち止まって自分のことを深く考えている。自分がわくわくする進路について考えてみてほしい」と呼びかけた。
 講演に続き、リフティングを披露したり、生徒とパス練習をしたりして交流した。サッカー部1年渡辺珀斗さん(13)は「自分で選んだ道を進んでいるのがすごい。憧れる存在」と目を輝かせた。森下選手は18日に母校桜木小でも講演を予定している。
 (掛川支局・山本萌絵佳)

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