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テーマ : 掛川市

能登地震の課題 掛川市職員が報告 現地派遣、意見交換も

 掛川市は1日、能登半島地震の被災地支援に携わった派遣職員の報告会を市役所で開いた。消防や給水など各分野の代表5人が現地での活動と課題を報告し、災害発生時に市災害対策本部の各支部長を務める若手職員と意見交換した。

能登半島地震の被災地支援で派遣された職員の報告会=掛川市役所
能登半島地震の被災地支援で派遣された職員の報告会=掛川市役所

 石川県七尾市で応急給水対応に当たった水道課主査松井敦さん(43)は、送水管の破損などに伴う断水に見舞われた現地の状況を説明した。「自己水源がある補水ポイントの把握が重要になる」と述べ、掛川市でも補水箇所の選定と耐震化、周辺道路の幅などの再確認が必要と強調した。
 出席者からは避難所の情報連絡体制やタブレット端末活用の有用性に関する質問が上がった。久保田崇市長は「非常に参考になる情報が多かった。市の対応だけでなく、市民への呼びかけもアップデートしていく必要がある」と訓示した。
 市は一連の被災地支援で、緊急消防援助隊に延べ41人、応急給水と罹災(りさい)証明書交付、避難所運営に計11人を派遣した。

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