アウローラ・フィル管弦楽団、本番へリハーサルに熱 14日、浜松市中央区で演奏会
静岡県西部のアマチュア楽団の有志でつくるアウローラ・フィルハーモニック管弦楽団(鈴木孝幸代表)は14日、第2回演奏会を浜松市中央区のアクトシティ浜松で開く。8日、リハーサルを同区の研修交流センターで行い、本番に向けて最後の調整に臨んだ。
地域の文化振興への貢献などを目的に、同市や掛川市で活動する演奏家85人が所属する。演奏会は5年ぶりで、昨夏から練習を重ねてきた。
披露するのは今年、生誕200年を迎えたブルックナーの「交響曲第8番」。指揮者は全国各地でプロのオーケストラなどの指揮を執ってきた坂入健司郎氏を迎え、ブルックナーの最高傑作とも称される同曲を壮大なスケールで演奏する。
リハーサルでは音の調子やハーモニーなどを細部まで入念に確認した。鈴木代表は「良い演奏に仕上がってきている。ブルックナーの音楽の魅力を伝えられれば」と意気込んだ。
演奏会は午後2時開演。全て自由席で、入場料950円。当日券もある。