掛川市10位入賞 山田姉妹、次は1桁順位【市町対抗駅伝】
掛川市は全区間で入賞を狙える位置をキープし、昨年同様10位でゴールした。8区の山田芽実選手(12)=掛川北中1年=と9区の山田幸芽選手(10)=城北小5年=は姉妹のたすきリレーを演じ、入賞につながる走りを見せた。
練習が休みの日は、家の周りを一緒に走り高め合ってきた2人。目標はともに区間で1桁順位になることだった。姉の芽実選手は「妹に一つでも順位を上げてたすきを渡そう」と前の選手の背中を見て走った。妹の幸芽選手は、姉が見えると手を振って名前を呼び「ラストだよ」と鼓舞。たすきを受け取り順位を大きく落とすことなく走りきった。目標は果たせなかったが、2人は「また姉妹でたすきリレーをしたい」と声をそろえ、リベンジを誓った。
原田典明監督(60)は「持ちタイムから入賞は厳しいかもと思っていた。姉妹を含めたみんなの力で入賞できた」とたたえた。