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テーマ : 掛川市

小笠山の保全 掛川市に要望 愛好家 協議会

 小笠山の愛好家で構成する「小笠山を愛する協議会」(中山幸男代表)は26日、小笠山の自然を守るために、市が積極的に対策を講じるよう求める要望書を久保田崇掛川市長に提出した。

小笠山の自然を守るための対策を求める中山代表(右から2人目)=掛川市役所
小笠山の自然を守るための対策を求める中山代表(右から2人目)=掛川市役所

 貴重な植物や地形が残る小笠山で砂利採取が行われているとして、条例や法令を踏まえた現地調査▽保全と再生を開発事業者へ指導すること▽県立自然公園に編入する働きかけ-の3点を挙げた。
 協議会によると、山では絶滅危惧種のキンランが見られ、スジヒトツバの北限自生地であるという。また専門家が「地質遺産」と評価したという礫岩(れきがん)が固まった浸食谷「六枚屏風(びょうぶ)」も存在する。その一方で、山頂方向や西側では業者による砂利採取が進められているという。
 中山代表は「唯一無二の自然を保全して後世につなげたい」と語った。

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