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テーマ : 掛川市

天浜線定期入れ 掛西高生考案 大きいサイズに対応 20日から販売

 掛川市の掛川西高2年生5人が、天竜浜名湖鉄道とオリジナルの定期入れを共同開発した。茶と青、黒の3色で牛革製。黒には同校の校章をあしらった。

天竜浜名湖鉄道の定期券のサイズに対応した定期入れ
天竜浜名湖鉄道の定期券のサイズに対応した定期入れ
オリジナルの定期入れを開発した掛川西高2年生=天竜浜名湖線掛川駅
オリジナルの定期入れを開発した掛川西高2年生=天竜浜名湖線掛川駅
天竜浜名湖鉄道の定期券のサイズに対応した定期入れ
オリジナルの定期入れを開発した掛川西高2年生=天竜浜名湖線掛川駅

 大木雄稀さん(17)ら5人グループが、地域課題の解決を図る授業の一環で考案した。天浜線の定期券はJR各社の定期券や交通系ICカードなどと比べてサイズが大きく、「入学時に定期入れを買ったのに使えなかった」(大木さん)のが開発の原点。天竜浜名湖鉄道社員への聞き取りや打ち合わせを重ねて商品化を目指してきた。
 天竜浜名湖鉄道によると、定期券の外周にはみ出たラミネートフィルムを切り取ってサイズを小さくした上で市販の定期入れを使う利用者もいるという。大木さんは「シンプルで使いやすい定期入れができた。地域に根ざした天浜線の課題解決につながる」と話した。20日から天浜線の各有人駅と天竜二俣駅売店で販売する。1個990円(税込み)。
 (掛川支局・高林和徳)

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