「ならここの里」 東海ガスに譲渡へ 掛川市
掛川市は19日の市議会全員協議会で、民間に譲渡するキャンプ場・温泉施設「ならここの里」(同市居尻)の譲渡先候補者が東海ガス(焼津市塩津)に決まったと明らかにした。20日に建物売買仮契約を締結する。
公募型プロポーザルで審査し、既存顧客の満足度向上に向けた事業計画や地域密着の基本姿勢などを評価した。東海ガスが提示した投資額は9千万円。キャンプ場の管理棟やコテージ、温泉会館などの建物を譲渡し、土地は市が保有したまま有償で貸し付ける。東海ガスによる経営の開始は2024年4月を予定している。