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菩提寺にたこ贈る 磐田・見付地区の住民有志

 磐田市見付地区の住民有志が30日、西光寺(同市見付)の下村恒住職(61)の初孫、侑君の誕生を祝うたこ作りを境内で行った。住民らは下村さん一家が見守る中、仕上げとなる糸目付けをして、たこを贈った。

完成したたこを見る下村住職(右)ら=磐田市見付の西光寺
完成したたこを見る下村住職(右)ら=磐田市見付の西光寺

 同地区では昭和初期、初子祝いのたこ揚げをする風習があり、檀家(だんか)の鈴木義昭さん(72)が中心になって企画した。たこの大きさは縦横120センチ。たこ揚げ愛好家の瀬川耕平さん(23)が赤を基調に、鶴亀や松竹梅を描いたほか、下村住職が墨で侑君の名前を表した。
 下村住職は「寺を継いでもらえるよう立派に育ってほしい」と願った。5月3日、天竜川東岸の河川敷でたこ揚げを行う予定。
 

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