「浦安の舞」児童厳かに 掛川祭開幕 市内各所 おはやし響く
掛川市中心部の7神社と氏子41町による伝統の合同祭礼「掛川祭」が6日、開幕した。初日から市内各所でおはやしが響き、祭りムードが高まった。8日までの期間中、各町自慢の屋台引き回しや手踊りなどの伝統芸能が繰り広げられる。
同市下西郷の龍尾神社の宵祭には、19町の氏子総代ら約60人が集まり、神事に臨んだ。北門地区の小学5、6年生の女子児童6人は「浦安の舞」を奉納。装束に身を包み、扇と鈴を使った厳かな舞を披露した。
今年は3年に1度の「大祭」には当たらず、通常の「小祭」として開催する。7、8の両日は午前9時から午後9時まで、市中心部で車両の交通規制が行われる。
(掛川支局・山本萌絵佳)