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12月3日「第九」ベースの舞台 監修佐藤さんが抱負【東アジア文化都市】

 浜松市中区のアクトシティ浜松で12月3日に開催される東アジア文化都市2023静岡県クライマックス公演「歓喜に至れ! ベートーヴェン『第九』による」(実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の企画・監修をした舞踊家佐藤典子さん(92)=磐田市=が24日、同区の本社浜松総局を訪ね、見どころを紹介した。

「第九」をベースにした舞台作品の見どころを語る佐藤さん=浜松市中区
「第九」をベースにした舞台作品の見どころを語る佐藤さん=浜松市中区

 ハンガリーの作曲家リストがピアノ曲として編曲した「第九」をベースに、ベートーベンの生きざまを総合芸術として表現する。静岡県ゆかりのダンサーや歌手、ピアニストが出演する。演出は、静岡県舞台芸術センター(SPAC)芸術総監督の宮城聰さんが担当する。
 佐藤さんは「『第九』を下敷きに、新たな舞台作品の創出を目指した挑戦的で珍しい取り組み」と話し、宮城さんらと約1年前から入念な準備を重ねてきたと説明。「トップクラスの音楽家が集った。これまでに演じられたことのない、日本人らしい舞台を見せたい」と意気込んだ。

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