テーマ : 磐田市

飲酒時の視界を疑似体験 大学職員ら対象に講習 磐田署

 磐田署などはこのほど、本年度の安全運転管理推進事業所に指定している県立農林環境専門職大と県農林技術研究所を対象に、交通安全講習会を同大(磐田市富丘)で開いた。大学職員らが集まり、安全運転や事故予防に向けて意識を高めた。

特殊ゴーグルを着用し、飲酒状態を体験する参加者=磐田市富丘
特殊ゴーグルを着用し、飲酒状態を体験する参加者=磐田市富丘

 参加者は、動体視力の測定や夜間の視認性など、運転に関するさまざまな体験ができる「交通安全体験車」を使い、視野の広さや判断の速さなどを診断した。事故予防を学ぶ車のシミュレーターでは、自身の運転技術の癖などを確認。署員から「右折待ちの際、対向車が進路を譲ってくれても、車の陰からバイクが飛び出てくることもあるので気をつけて」といったアドバイスを受けた。
 特殊ゴーグルを着用しての飲酒状態の疑似体験も行われた。参加者は「ほろ酔い」「酩酊(めいてい)」「泥酔」の三つの視界を再現したゴーグルをそれぞれ装着し、正常な判断や動作が難しくなることを体感した。
 (磐田支局・崎山美穂)

いい茶0

磐田市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞