テーマ : 芸能・音楽・舞台

視覚、聴覚 障害者の鑑賞支援 上演中の新作音楽劇 SPAC「ばらの騎士」

 静岡県舞台芸術センター(SPAC)は、静岡市駿河区の静岡芸術劇場(グランシップ内)で3月まで上演する新作音楽劇「ばらの騎士」で、視覚障害者や聴覚障害者への鑑賞サポート事業を行っている。

タブレット端末に字幕を表示する鑑賞サポート=静岡市駿河区の静岡芸術劇場
タブレット端末に字幕を表示する鑑賞サポート=静岡市駿河区の静岡芸術劇場

 視覚障害者には音声ガイド機を貸し出し、俳優の動きや舞台の展開を解説する。聴覚障害者向けには、席にタブレット端末を設置し、字幕を表示する。英語字幕にすることもできる。
 2025年大阪・関西万博に向けた「文化芸術ユニバーサル・ツーリズムプロジェクト」(全国手をつなぐ育成会連合会、文化庁など主催)の一環。SPAC制作部の仲村悠希さんは「さまざまな意見を取り入れながら、事業を継続していきたい」と話した。
 鑑賞サポートの実施は、視覚障害者向けの音声ガイドが1月20、21日、聴覚障害者向けが同20、21日と3月10日。無料で、予約が必要。申し込み、問い合わせはSPACチケットセンター<電054(202)3399>へ。

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