テーマ : 芸能・音楽・舞台

フィクション舞台「おばドルゆみこ」 富士・吉原商店街で奮闘 5月25日上演

 富士市の吉原商店街の名前を使った完全フィクション舞台「おばドルゆみこ2024」が東京公演を終え、5月25日に富士市のロゼシアターで公演が決まった。出演者らは「現実とは違う商店街の物語。地元の人がどう見るか楽しみ」と期待を膨らませる。

舞台をPRするつちやさん(左から2人目)ら=富士市吉原
舞台をPRするつちやさん(左から2人目)ら=富士市吉原

 舞台は衰退する街のイベントに呼ばれたおばさんアイドルゆみこが、街に活気を取り戻そうとおせっかいを焼く人情物語。2019、20の両年の公演時は架空の商店街だった。今回はバージョン2として、吉原商店街をモチーフに脚本を一新した。内藤金物店などの店名が登場するほか、実在する電話ボックスも要素に組み込まれた。
 主演のつちやかおりさんらが吉原商店街にある知人の荒木田豊さん(52)が営むジンギスカン店を訪れた際、街並みの雰囲気を気に入って選ばれたという。つちやさんは3日にも同商店街を訪れ「シャッターの降りた寂しさの中に若い人の頑張る姿がある。雰囲気が好き」と話した。
 富士公演は正午と午後4時の2回。自由席は3千円で、ロゼシアターなどで購入できる。問い合わせは実行委代表の荒木田さん<電080(1247)3984>へ。

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