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未利用材活用の楽器展示 ヤマハ「イノベーションロード」 4年ぶり特別展

 サステナビリティ(持続可能性)とものづくりをテーマにしたヤマハ(浜松市中区)の特別展「オトのかけ算」が23日、同社の企業ミュージアム「イノベーションロード」で始まった。未利用材を活用した試作品の楽器などが並ぶ。来年1月13日まで。

特別展で展示したサステナブルキーボード=浜松市中区のヤマハ本社イノベーションロード
特別展で展示したサステナブルキーボード=浜松市中区のヤマハ本社イノベーションロード

 「サステナブルキーボード」の鍵盤は、クラリネットの材料となる黒っぽい色をした木材「グラナディラ」の木粉とプラスチックを複合した材料で製作した。
 1981年に発売し、これまで約1万本を生産した片手演奏用リコーダーは、バネ仕掛けの金属のふたを開閉する「キイシステム」をリコーダーに着用。このほか、電源が不要な無電スピーカーなどを展示している。
 新型コロナの影響で、同社の特別展開催は約4年ぶり。入場無料だが、イノベーションロードのホームページなどから事前予約が必要。
 (浜松総局・大山雄一郎)

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