テーマ : 芸能・音楽・舞台

沼津の15歳シンガー「KOKONA」活動拡大 のど自慢チャンピオン 弾き語り動画配信

 沼津市の中学3年生平田心愛さん(15)がシンガー「KOKONA」として、注目を集めている。今夏、市制100周年を記念して市内で開かれたテレビ局ののど自慢でチャンピオンに輝いた。市内のイベントで演奏機会を増やすなど、活動の幅を広げている。

ギターを手に熱唱するKOKONAさん=JR沼津駅前
ギターを手に熱唱するKOKONAさん=JR沼津駅前

 10月中旬、JR沼津駅前で開かれた伊豆オクトーバーフェスト。KOKONAさんはギターをかき鳴らしながら、ハスキーで透明感ある歌声を響かせた。「普段は大きな声を出さないから人に振り返ってもらえないけど、マイクを通して歌うと人に届くのがうれしい」と歌うことの楽しさを語る。
 ギター好きだった祖父の影響で、小学5年生の時に独学で弾き語りを始めた。YouTubeなど各種動画配信サイトでJポップの弾き語り動画も配信し、TikTokのチャンネル登録者数は約3万7000人に達した。のど自慢では、1400人の応募者から20人の出演者に絞られ、Vaundyの「怪獣の花唄」を熱唱した。
 現在は作曲にも挑戦中。自分のペースで音楽を楽しみながら、プロデビューを目標に据える。「いつか大きなステージを満席にする歌手になりたい。沼津の良さを伝えるイベントに、もっと参加していきたい」と意気込んだ。
 (東部総局・菊地真生)

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