テーマ : 芸能・音楽・舞台

浜松で「壬生の響き」 30日、「信康」描いた琵琶曲初演

 浜松市天竜区二俣町の天竜壬生ホールで30日、演奏会シリーズ「壬生の響き」(浜松市文化振興財団主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が開かれる。筑前琵琶奏者藤高りえ子さんが出演し、公演のために制作された「信康」が初演される。

「壬生の響き」に出演する筑前琵琶奏者の藤高りえ子さん(天竜壬生ホール提供)
「壬生の響き」に出演する筑前琵琶奏者の藤高りえ子さん(天竜壬生ホール提供)

 天竜材で覆われたホールの音響の良さを味わってもらおうと企画されたシリーズの第3回。公演の目玉は、徳川家康の嫡男で、二俣城で自刃した信康の生涯を描いた「信康 二俣城に散りし花」。琵琶の定番曲、平家物語「祇園精舎」や芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を題材に、藤高さんが手がけた創作琵琶も披露される。
 会場ロビーでは同区の飲食店などが集う「天竜ナイトマルシェ」も開かれる。午後6時開場。同7時開演。千円(未就学児不可)。チケット購入・問い合わせは<電053(922)3301>へ。

いい茶0

芸能・音楽・舞台の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞