テーマ : 芸能・音楽・舞台

「熱海芸妓茶屋」28日オープン お菓子と弁当楽しみお座敷体験、日本文化世界に

 熱海芸妓(げいぎ)置屋連合組合は28日、飲み食いしながら気軽にお座敷体験を楽しめる「熱海芸妓茶屋」を熱海市中央町の見番歌舞練場の近くにオープンする。踊りや歌、手遊びなどを通じて国内外の観光客をもてなし、伝統的な芸妓文化の魅力を発信する。

プレイベントでお座敷体験を楽しむ関係者=26日午後、熱海市中央町の熱海芸妓茶屋
プレイベントでお座敷体験を楽しむ関係者=26日午後、熱海市中央町の熱海芸妓茶屋
28日にオープンする熱海芸妓茶屋。日本の伝統文化を発信する=26日午後、熱海市中央町
28日にオープンする熱海芸妓茶屋。日本の伝統文化を発信する=26日午後、熱海市中央町
華麗な踊りを披露する熱海芸妓=26日午後、熱海市中央町の熱海芸妓茶屋
華麗な踊りを披露する熱海芸妓=26日午後、熱海市中央町の熱海芸妓茶屋
プレイベントでお座敷体験を楽しむ関係者=26日午後、熱海市中央町の熱海芸妓茶屋
28日にオープンする熱海芸妓茶屋。日本の伝統文化を発信する=26日午後、熱海市中央町
華麗な踊りを披露する熱海芸妓=26日午後、熱海市中央町の熱海芸妓茶屋

 26日には現地でプレイベントが行われ、着物姿の芸妓衆が地元関係者ら約20人を迎え入れた。来場客は弁当と飲み物を味わいつつ、芸妓衆による華麗な踊りを鑑賞した。箱の上にある的に狙いを定めて扇を投げ、得点を競う「投扇興」にも挑戦した。
 芸妓茶屋は見番歌舞練場に隣接する旧稽古場を改装した。新型コロナウイルス禍の影響でホテル・旅館でのお座敷が激減する中、「伝統文化を絶やしたくない」(同組合)との思いから茶屋の経営を決めた。事業の立て直しを支援する経済産業省の補助金を活用し、開業にこぎ着けた。
 小笠原亜紀子組合長は「若者やカップル、海外の方などを幅広く受け入れ、日本伝統の芸妓文化を世界に発信したい」と話す。
 当面は正午から午後3時までの「昼の部」のみ営業する。料金は抹茶・菓子付き3850円、弁当付き5500円など。定員20人。要予約。「夜の部」営業に向けた準備も進める。問い合わせは同組合〈電0557(81)3575〉へ。

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