テーマ : 芸能・音楽・舞台

ウクライナ音楽家 浜松で慈善公演 民族楽器響かせ歌声披露 避難学生支援へ

 浜松市西区のオイスカ開発教育専門学校を運営する学校法人中野学園は19日、ウクライナ出身の音楽家ナターシャ・グジーさんを招いたチャリティーコンサート(静岡新聞社・静岡放送後援)を中区の市福祉交流センターで開いた。

美しい歌声とバンドゥーラの音色を響かせるナターシャ・グジーさん=浜松市中区の市福祉交流センター
美しい歌声とバンドゥーラの音色を響かせるナターシャ・グジーさん=浜松市中区の市福祉交流センター

 ナターシャさんは同国の民族楽器バンドゥーラの哀愁漂う繊細な音を響かせながら、透き通った美しい歌声で市内に滞在する同国からの避難民や集まった市民らを魅了した。「わがキエフ」「キエフの鳥の歌」「踊る娘」など、同国の民謡や自作の楽曲を披露し、平和を祈った。曲の合間には、バンドゥーラについての解説も行った。
 コンサートは、同国から避難し、同校で日本語を学んでいる女性4人の支援と平和祈願を目的に企画された。コンサートの前にはJR浜松駅前で同校とオイスカ浜松国際高の生徒らによる街頭募金も行った。コンサートと募金で集まった善意は避難学生の受け入れや支援に充てられる。

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