テーマ : 芸能・音楽・舞台

「即興」の音色響く 熱海未来音楽祭が開幕 巻上公一さん「化学反応を見て」

 音楽家で詩人の巻上公一さん(熱海市)が企画する、「即興」をキーワードにしたジャンル横断型イベント「第5回熱海未来音楽祭」が20日、同市内で開幕した。

巻上さん(右端)らの即興演奏に合わせて舞う黒谷さん(右から2人目)=熱海市の「EOMO STORE」
巻上さん(右端)らの即興演奏に合わせて舞う黒谷さん(右から2人目)=熱海市の「EOMO STORE」
巻上さん(右)の即興演奏に合わせて舞う黒谷さん=熱海市の「EOMO STORE」
巻上さん(右)の即興演奏に合わせて舞う黒谷さん=熱海市の「EOMO STORE」
巻上さん(右端)らの即興演奏に合わせて舞う黒谷さん(右から2人目)=熱海市の「EOMO STORE」
巻上さん(右)の即興演奏に合わせて舞う黒谷さん=熱海市の「EOMO STORE」

 オープニングを飾ったのは「復讐(ふくしゅう)から愛への肌触り」と題した即興演奏と人形劇の協働演目。熱海銀座商店街の衣料品店にすり鉢状の客席を設け、コルネットやテルミンを操る巻上さん、サックスの纐纈雅代さん、鍵盤楽器の坂口光央さんの演奏に合わせて人形遣いの黒谷都さんが紙の人形(ひとがた)や、布で作った顔を用いたパフォーマンスを披露した。会場には、まがまがしさと清涼感が入り交じった、不思議な空気が充満した。
 残り2日の音楽祭は、中国西南部の口琴(こうきん)の演奏者王珊さんのライブ、江州音頭の唄い手中西レモンさん、クラリネット奏者大熊ワタルさんらのセッションなど、音楽やダンスの演目を多数行う。巻上さんは5回目の開催に当たり「初顔合わせも多い。演者間に生まれる化学反応を見てほしい」と述べた。

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