空手 岡崎 成年女子・組手4位/倉岡 少年女子・形5位 鹿児島国体
国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」第2日は8日、鹿児島県各地で行われ、本県は空手成年女子組手の岡崎愛佳(近大、御殿場西高出)が4位、少年女子形の倉岡穂乃花(御殿場西高)が5位でそれぞれ入賞を果たした。トライアスロン成年女子の石田凪帆(深谷スポーツクラブ浜松)は8位に入った。
(薩摩川内市総合体育館)
▽成年男子組手個人軽量級1回戦
山口由真(長野・日大) 9―6 小田峻也(袋井市役所)
▽同組手個人中量級2回戦
石川雅貴(群馬・国士舘大) 3―2 横井仁勇(菊川市消防本部)
▽同組手個人重量級2回戦
山下僚也(佐賀・SAGAスポーツピラミッド) 3―3内容勝ち 河守唯全(常葉大)
▽成年女子組手個人1回戦
岡崎愛佳(近大) 棄権 佐藤英里(秋田・拓大)
▽同2回戦
岡崎愛佳 6―0 久保田咲貴 (北海道・国士舘大)
▽同3回戦
岡崎愛佳 6―2 比嘉桃子(沖縄・近大)
▽同準々決勝
岡崎愛佳 4―2 鈴木桜(愛知・愛知学院大)
▽同準決勝
寺沢紗良(岐阜・中部学院大) 0―0判定勝ち 岡崎愛佳
▽同3位決定戦
松村亜来(熊本・国士舘大) 1―1内容勝ち 岡崎愛佳
「勝ちきりたかった」 岡崎
夏の全日本空手道体重別選手権で優勝し、期待を背負い臨んだ空手成年女子組手の岡崎(近大)は4位。「納得はできない。勝ちきりたかった」と悔しさで顔をしかめた。
順調に勝ち進み、迎えた準決勝では大柄な相手の圧力に苦戦。左太ももを負傷するアクシデントにも見舞われ判定負けを喫した。
左足は過去に前十字靱帯(じんたい)を断裂した古傷もあり、不安の中で臨んだ3位決定戦は先制を許した。その後は互角に渡り合ったが、終盤にポイントを確信した上段突きには旗が上がらず、最後は押し切られた。
大きい相手に対し、思い切って技に入っていけなかったと課題を挙げた岡崎。今月下旬には世界選手権を控えている。「しっかり調整し、世界一をとれるよう頑張りたい」。次こそは頂点をつかむつもりだ。
(吉沢光隆)