未来の菊川「こんなまちにしたいな」 こども議会で地元小中生提言
菊川市議会は18日、市内の小中学生が市への質問や提案をする「こども議会」を同市役所内の本会議場で開いた。11人が「こんなまちにしたいな 未来の菊川」をテーマに市幹部や市議の前で、まちづくりに関する提言をした。
将来を担う子どもたちに議会や市政に関心を持ってもらおうと開いた。参加者は提言を考えるにあたり4回の事前学習会を行い、市職員に話を聞くなどして市の現状や取り組みを調べたという。市議も子どもたちに助言するなどした。
菊川茶を取り上げた菊川東中の森田穂希さん(12)は茶を飲むだけではなく、食べる方向に視点を変えてPRする考えを話した。長谷川寛彦市長は茶がスイーツで使われていることを紹介し「茶産業を救っていく策になる」と答えた。森田さんは「楽しかった。議会はやはり難しいイメージ」と振り返った。
このほか、公園の遊具や耕作放棄地に関する提言があった。
(掛川支局・山本萌絵佳)