中学球児 園児と“野球交流” チームスポーツ 楽しさ伝え 菊川東、菊川西、岳洋中 投球やバッティング
菊川東と菊川西、岳洋の菊川市内3中学校の野球部が30日、同市本所の菊川中央こども園で園児を対象にした野球教室を開いた。地域貢献と野球人口の拡大が狙い。
3中学の野球部員23人と指導者が3~5歳児約50人に投球やバッティングを手ほどきした。部員は「いい球だった」「ナイスバッティング」などと声をかけながら交流を深めた。園児が部員を捕まえるとボールがもらえる鬼ごっこや的当てゲームなども楽しんだ。
初めての企画で、野球指導歴が長い菊川東中の山崎公男校長が主導した。今後は活動を地元小学校などに拡大する予定。同校野球部の中野蒼真主将(14)=2年=は「チームで協力するのが野球の楽しさ。興味を持つ子どもたちが増えるといい」と話した。
(掛川支局・高林和徳)