オペラ歌手三浦環の逸話語る 菊川で親戚のトークショー 舞踊家 創作の舞披露も
掛川市出身の現代舞踊家鷲山あかねさんが、地元ゆかりの世界的オペラ歌手三浦環(1884~1946年)にちなんだ踊りやトークショーを行う「舞 ODORU」を菊川市牛渕の極楽寺で開いた。市民約70人が三浦環に関するトークショーや踊りを楽しんだ。
トークショーは鷲山さんが聞き手となり、三浦環の母方の親戚にあたる元木房子さんがエピソードを披露した。元木さんは、研究者や、かつて三浦環と同じ都内の敷地に住んでいた母から聞いた話を紹介。三浦環が1日に10ページを暗譜したり、何カ国語も話したりしていたことを明かした。
鷲山さんは三浦環ゆかりの創作舞踊を披露し、参加者は華やかな舞に見入った。