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テーマ : 菊川市

菊川市23年度予算案 駅整備、災害対策手厚く 一般会計最大205億円

 菊川市は13日、2023年度当初予算案を発表した。一般会計は22年度当初比0・2%増の205億7100万円と過去最大を更新した。未来創造予算と称し、JR菊川駅南北自由通路の整備、災害対策や子育て支援事業を拡充する。

菊川市 2023年度予算案
菊川市 2023年度予算案
菊川市当初予算案の主な事業
菊川市当初予算案の主な事業
菊川市 2023年度予算案
菊川市当初予算案の主な事業

 長谷川寛彦市長は「地方への関心の高まりなどコロナ禍がもたらした新たな潮流を生かすとともに、市民の生命を守るため災害対策の強靱化(きょうじんか)に取り組む」と説明した。
 一般会計の歳入は市税が3・3%増の75億5千万円。景気動向を踏まえ、個人市民税は3・9%増の25億2700万円、法人市民税は16・8%増の3億8200万円を見込んだ。市債は小学校校舎の大規模改造工事完了などにより40・6%減の12億9100万円。
 歳出は経常的経費が2・9%増の160億2300万円。投資的経費は駅整備や災害対策強化に伴い16・0%増の24億4600万円となった。
 主な新規事業は駅前の建物を活用して開設する産業支援センター(仮称)など。創業や事業承継を希望する人の相談室やコワーキングスペースを設置し、24年3月の開設を目指す。災害対策では南部地域に雨水貯留施設を建設するほか、市役所本庁舎敷地の堀之内体育館を建て替えて災害対策本部棟を新設する計画を進める。
 4特別会計と3企業会計を合わせた総額は0・6%増の395億2400万円。14日に開会する市議会2月定例会に提出する。

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