菊川茶の魅力知って 消費者招き茶摘み体験
菊川市本所の菊川中央公園近くでこのほど、新茶シーズンに合わせて山梨県などの消費者を招いた茶摘み体験会が開かれた。約100人が訪れ、もえぎ色が美しい広大な茶畑の景観を楽しみながら、深蒸し菊川茶の魅力に触れた。
同市の丸松製茶場のサングラム菊川店と、甲府市の茶商「春木屋」がそれぞれ新茶イベントとツアーを企画し、茶摘みが合同で行われた。県外から参加を募るのは4年ぶり。
参加者は茶園の中に入って新芽を摘み取ったり、新茶の天ぷらを味わったりした。甲斐市から訪れた浅川秋君(8)は「茶畑の景色がきれい。葉が思ったより柔らかくて取るのが楽しかった」と話した。参加者が摘んだお茶は加工され、後日郵送されるという。