菊川・御前崎の高校生 防犯活動宣言書提出 菊川署
菊川市の常葉大菊川高と小笠高、御前崎市の池新田高の生徒会役員ら3人が9日、防犯活動宣言書を菊川署に提出した。生徒たちは犯罪を根絶する意味を込めて「K・O(ノックアウト)ハイスクール呼びかけ隊」と名付けられ、防犯啓発活動などを展開する。
両市では近年、自転車の盗難や車上狙い、特殊詐欺の被害が懸念されている。同隊は各校内に向けて通学自転車の施錠を促すほか、家族や地域に対しても特殊詐欺被害の防止対策を呼びかけていく。小笠高2年の曽根悠人さんは「自分たちが中心になって地域安全に貢献したい」と意気込みを語った。
生徒3人に防犯モデル校指定書を手渡した竹下貢署長は「勉強や交友関係を充実させながら、社会貢献にも力を貸してほしい」と協力を求めた。